街を散策するのが好きで、休日もぶらぶらと出歩いているが、この間の休日は久しぶりに家でのんびりすることにした。
軽く掃除などの家事をこなした後、好物のコーヒーを自宅で楽しもうと思う。
あんこも買ってきたので、あんバタートーストも作ろう。
まずは、コーヒーの準備から。
友人が入れてくれるコーヒーがとても旨い。話を聞くと、豆を選び、自分で焙煎しているらしい。
その友人にもらった焙煎前のコーヒー豆。フライパンで焙煎できると聞いたので、さっそくチャレンジする。
鉄のフライパンでもテフロン加工のそれでもどちらでも良いと友人に教えてもらったので、自宅にあるテフロン加工のフライパンに豆を投入。
時々ゆすりながら、16分ほど焙煎した。
よい香りがする。
コーヒーが飲めるようになったのは、何歳だっただろうか。
父親は濃く熱々のコーヒーが好きでよく飲んでいた。子どもの私は、よくこんな苦い飲み物飲めるなと、大人って不思議だと思っていた。
確か、中学生の頃に牛乳と砂糖をいれて飲むようになったはず。
高校生、いや大学生だったか、ブラックで飲めるようになった時は大人になった気がしたものだ。
その頃には、コーヒーにもいろんな味があることを知った。
そんな私もついに焙煎にまで手を出している。
自分で初めて焙煎したコーヒーは、少し炒りすぎたのか苦みが強くなってしまった。
豆の産地を変え、焙煎時間も変え、実験を重ねれば、いつか自分好みのコーヒーにたどり着けそうだ。